ヒトラー暗殺未遂事件① ~暗殺計画~

1944年7月20日のヒトラー暗殺を狙った事件よりも前に、
ヒトラー暗殺計画は30回以上も企てられていた。

そのもっとも代表的なものは2つあり、1つ目は1943年3月13日に

フォン・トレシュコウ少将が仕組んだヒトラー暗殺の試みの、

スモレンスクの陰謀(別名:電光作戦)である。
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                    Henning von Tresckow

この計画は
ゲルゲラー元ライプチヒ市長オルブリヒト陸軍歩兵大将
トレシュコウ少将の副官シュラーブレンドルフ中尉が関与し、
ヒトラーをスモレンスク地区の軍司令部におびき出して殺害する、というものであった。
最終的にはヒトラーの搭乗機にブランデーのびんを装った包みに、
2個の爆弾を仕掛けることに決定した。しかし爆弾は技術上の問題から爆発せず、
ヒトラーが無事にラシュテンブルクに着いたとき、
爆弾はシュラーブレンドルフによって機体からはずされた。
この計画は明るみに出ることはなく、再度ヒトラー殺害の日が決められることとなった。


2つ目はスモレンスクの陰謀から1週間後に決行された。
この計画を
英雄記念日暗殺計画という。
陰謀者たちは次の作戦にベルリンの兵器博物館で執り行なわれる
[戦没将兵慰霊のための]英雄記念日式典の日にを選んだ。
同式典にはヒトラーはもちろんのこと、
ボルマンをはじめとする政府、党要人数名の参列が予定されていた。

作戦としてはヒトラーのオーバーコートのポケットに爆弾を仕掛けるというものであったが、
ヒトラーのスケジュール変更と爆弾の技術的問題により計画は失敗した。

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                    Carl Friedrich Goerdeler

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                      Friedrich Olbricht
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by suzakugawara | 2005-07-23 20:57 | 出来事
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